画家書家 アーティスト内田百音(うちだもね)の活動ブログ


by uchidamone
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

技術と人

c0143684_23511186.jpg

昨日は 来年度の  「美術年鑑」が、届きました。
今年は、日展に書道展が 参入して、60周年という事で、書家先生方の ページが
特集で 組まれていました。

その中で、最年長の大先生である、杉岡華邨先生の文章が、とても 印象的でしたので、
引用させて頂きます。

「良い書は良い人間で なければ書けぬ。 良い人間とは何か。 自分の心を磨き、
絶えず自己開発に 努める人であろうと私は思います。

芸術作品は 人間の生の表現で ありますが、特に 書の作品はそれがもろに出てきます。

忙しい線、だらけた線、泥臭い線、サラサラと上っ面だけの線、作品を見ていると、
その人の 人間性が 見えてくるから 不思議です。」

ここまでが、杉岡先生の文章の一部です。

技術よりも、何よりも、作品は その人を 語りますから、作家は 自分の 中身の向上を
常に、目指さなければなりません。

その為には、日常の様々な経験に加えて、良書を 読む事も大切に なります。
技術と人間性とを 連動しながら 磨いていく 必要が あるのです。

人は、どんな環境からでも、今を感謝し 愛を抱き、精一杯に、魂を磨く事が
出来ると思います。苦しみも悲しみも、全てが必要な、魂の向上への
有難い 訓練の場と なるからです。
[PR]
by uchidamone | 2008-12-15 23:51 | 書道の活動