画家書家 アーティスト内田百音(うちだもね)の活動ブログ


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祭姪文稿 「さいてつぶんこう」

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中国、唐の書家 顔真卿(がんしんけい)の…祭姪文稿(さいてつぶんこう)を臨書しました。

これは 安史の乱(758年)で惨殺された 甥の顔季明の 葬儀で捧げた弔文で、父親の目の前で 首をはねられた 甥を思い、賊軍への 悲憤慷慨が、迸り出ている書です。顔真卿は、この反乱で30人もの 親族を失いました。

最初は冷静に筆を走らせるも、悲憤の情が 溢れ出て来て、おさまらない激情のままに、筆を収めています。(写真上中下の順)

臨書しながら、剛直な真卿のやるせない悲しみが、千年以上の時を経ても 尚、痛い程に伝わってきます。 激しい感情が 私の中にも湧き上がってきました。

白い和紙の部分が、私の臨書。訂正推敲の 部分も 元のままに 写してみました。顔真卿の 真蹟本としては、この祭姪文稿だけが現在、残っています。顔真卿の最高傑作と言われます。
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by uchidamone | 2008-07-20 01:03 | 書道の活動